今週になってブルーベリーの「鉢上げ」をしています。
「休眠挿し」といって、冬にブルーベリーの苗木をとって冷蔵庫で寝かせ、3月の後半に挿し木をします。
挿した後、毎日水をやり、発根を確認して9月に鉢に移します。
慌ただしい中、やっと鉢上げをすることができました。
小さい苗は10.5cmの鉢に、大きめの苗は12cmのポットに入れました。
根は思ったよりも大きく張っていて驚きました。
この時期、ブルーベリーの新芽は虫の餌食になります。
枯れることはないのですが、ほとんどの新芽が食べられるので、ブルーベリーの成長にいいことはないと思います。
調べてみると「シャシャンボツバメスガ」の幼虫のようです。とても小さく、発見も難しいです。
ある論文によれば、それに効くのはBT水和剤系の農薬のようです。
新芽の食害
この農薬は人畜、魚介類、鳥類に対する毒性が低く、新「JAS法」に基づく「有機」農産物の生産に使用することができます。
また、散布の翌日から出荷することができます。
被害が始まる頃からの散布が望ましいのですが、後で気がつき遅れての散布となりました。
2回を終えましたが、効果は見られ所々新芽が現れています。
来年こそは早くから散布をしようと、後悔しきりです。
上は散布後に出た新芽
毎週水曜日は友人とブドウ園でブドウの世話をする日です。
園内で作業中、ふと見上げるとサツマイモのようなものがたくさんフェンスにぶらさがっていました。
何だろうと思って近づいてみると「アケビ」でした。
日本に自生している秋の果物で、かつては秋の代表的な果物でした。今はほとんど知られなくなりました。
いろいろな食べ方があり、栄養もあるようです。
「あとで持って帰ろう。」と言いましたが、作業の後、疲れてホッとしたのか、すっかり忘れてしまいました。
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